障害者福祉について理解を深めてもらおうという障害者週間がきょう(3日)からスタートしました。香川県高松市では、障害のあるアーティストの絵がデザインされたきびだんごの先行販売が始まりました。

きょうから先行販売が始まった「チョコレートきびだんご」です。桃太郎一行が七色の海を渡って、鬼が島へ向かう様子が描かれています。包装紙の絵は、発達障害のあるアーティストカナピさんが描いたもの。
岡山市の菓子メーカー山脇山月堂と就労継続支援の事業所などを運営する、ありがとうファームが障害のあるアーティストを支援しようと、今年はじめて行った「きびだんご包装紙コンペ」で選ばれました。
(ありがとうファーム 木庭康輔社長)
「とても明るい雰囲気の絵でカラフルで、チョコレートきびだんごとの相性が良さそうだということを評価していただきました」

チョコレートきびだんごは、高松市で障害者週間にあわせて開かれているアート展で販売されています。売り上げの一部は、アーティストの収入にもつながるということです。
(ありがとうファーム 木庭康輔社長)
「このような活動を通して障害のあるなしにかかわらず、誰もが自分らしく生きることができるような、共生社会の実現につながればいいなと感じています」
チョコレートきびだんごの先行販売は今月8日まで。本格的な発売は来年2月の予定です。










