「蓮井さんがいるから、私の内面にあるものがすごく引き出された」と高橋さん
ー高橋さんは、歌手として進化していく蓮井さんをどう見ていましたか?
(高橋ゆり子さん)
「(蓮井さんは)前から私のことを褒めちぎってくれるので、私も内面にあるものがすごく引き出されたなと思います。一緒にやることによって。自分にこんな面があるんだっていうことを気づかされているのは、私のほうなんですけどね。それをどうにか音にしたり、形にしたりしたいなってずっと思いながらやってきました。
一番の変化は、より近く、私の内面に近寄ってきてくれたこと。言葉で『どうだよ、ああだよ』じゃなくて。それが、態度に変わった。
私に最後までとことん寄り添って、付き合うんだっていう、そういうものがすごく支えになっています。めちゃくちゃ支えです」
(蓮井Micaさん)
「…(言葉にならず涙があふれる)…もう、泣かずにおれるかよって(笑)」
(高橋ゆり子さん)
「今、私もすごく(涙を)堪えているのよ」
(蓮井Micaさん)
「えらい!(泣き笑い)」
(高橋ゆり子さん)
「まあ、こんな風に一歩一歩、二人三脚っぽく、地道にコツコツやってます。いま、ちょっと止まっちゃってますけどね」
(蓮井Micaさん)
「今、ゆりはピアノは弾けないけれども、弾けなくてもできることはあるんだっていうのが本当にありがたい。
(去年の「岡山パリ祭」オーディションの映像を)YouTubeに上げてもらったことでいろんな方に見てもらえたし、こうして取材を受けることで、まだできることはあるっていう」
(高橋ゆり子さん)
「ね」
(蓮井Micaさん)
「音楽ってすごい」
