熊本県水俣市の小学生が、自分たちが手にする卒業証書用の和紙を作りました。
袋(ふくろ)小学校の6年生30人が、手すき和紙職人の金刺潤平(かなさし じゅんぺい)さんの工房で和紙作りに挑戦しました。

原料のコウゾ(*)は、今月(1月)初めに児童たちが保護者と協力して切り出し準備していたものです。

児童たちは、金刺さんたちから手ほどきを受けながら木枠を揺らして和紙を作っていきます。
「両手で軽く押さえて」

そして袋小学校の校章が入れられた卒業証書の形になりました。

児童たち「思っていたよりも難しかったので『えー』と思った」

この和紙が児童たちの卒業証書になります。

*コウゾ(楮)は、クワ科コウゾ属の植物で、障子紙や美術紙など、幅広い用途に原料として使用されています。









