つなぎあわせて“一点物”の新しい洋服へ

熊本市中央区坪井にあるカフェ「ocami coffee(オオカミコーヒー)」。
その中を抜けた先にあるのが洋服店『little vintage(リトルヴィンテージ)』です。

古着の販売や、服のリメイクなどを行なっています。
ーーこの店の特徴は?
little vintage 原田真助 代表「古着をうまく使いながら、新しい洋服を作っています」

代表の原田さんは、自分で集めた古着を裁断し、様々な生地をつなぎ合わせて新たな服にリメイクしているのです。

色鮮やかなデザインが施された服は、廃棄される服を何枚も組み合わせて作る一点物。
原田さん「使える部分だけを切り取って、パッチワーク。並べて色合わせしながら作っています」

そんな原田さんが洋服作りを始めたきっかけは、価値のある古着が大量に廃棄されてしまう現状を目の当たりにしたことでした。

原田さん「古着を仕入れる中で、新しい洋服は要らないくらい古着があるので、僕だけでも新しいものに変えていけたらなという思いで」

現在では、体型などが原因で着ることができなくなった服のリメイクを行うほか、服の原料となる綿花の作物栽培にも挑戦しています。

原田さん「洋服って、作るのがすごく大変だと思うので、すべての工程を自分でやってみて、お客さんに伝えられたらいいなと。(洋服は)そう簡単に捨てられるものじゃない」










