熊本市にあるリサイクル事業を行う企業「石坂グループ 本社工場」。

こちらでは、資源物として家庭から捨てられた古着の回収を行なっています。

石坂グループ営業部 石坂彰裕さん「これで今は約10トンで、コロナを機に古布の量はかなり増えています」

熊本市によりますと、過去5年で回収された古着の量は、コロナ禍に入った2020年以降1000トンを超えているのが現状です。

回収された古着は、機械を拭く「ウエス」や「繊維の原料」として使用されたり「中古市場」へ渡ったりと様々な方法でリサイクルされますが、その一方で…。

石坂さん「この選別した中の3割程度がリサイクルできずに、焼却。『もったいない』というのが、一番最初に出てくるのではないかと…」

そんな、ゴミとして捨てられる古着に目をつけ、新たな価値を生み出す人たちがいます。