「五つ星お米マイスター」が手掛けるおにぎりの味は…?

続いては熊本市中央区新町の新町交差点。目に留まる「おにぎり」の看板に引き寄せられリポーターがやってきたのは『ふじき本店 熊本店』です。

大正4年に人吉で創業したお米屋さん。

人吉球磨の米農家から直接仕入れたものを中心に、全国で500人ほどしかいないという「五ツ星お米マイスター」の藤木さんが厳選したお米が並んでいます。

入口にはお目当てのおにぎりがズラリ。

「ツナマヨ」「さけ」「こんぶ」などの定番商品の他に「のざわなちりめん」や「とりたきこみ」などの名前も見えます。

ふじき本店 藤木明さん「新町で商売を始めたのが35年ぐらい前で、おにぎりの販売は20年ぐらい前からやっております」

一番手っ取り早く手軽に、米の味を知ってもらおうと始めたおにぎりの販売。

ーー作るときのこだわりは…?

藤木さん「どこも省かない。きちんと水に浸けて、あとはガス窯で炊いて。そしておにぎりを握るときは、できるだけふんわりになるように」

おにぎりは全部で14種類。

新米のヒノヒカリを使い、みそで有名な山内本店の「おかず味噌」とコラボした新メニューを用意してもらいました。

それが『みそおにぎり』!

中にはショウガみそがたっぷり入っています。

リポーター「うわー、やわらかーい!お米のモチモチ感がすごい!ショウガの風味がほんのりあって、みその甘味、コク、すばらしいタッグですよ」

おにぎりの販売を始めて20年近くとのことですが、ここ最近は客層に変化も。

藤木さん「旅行者とか若い人たちがよく買いに来られます。SNS用に写真撮るとか」

中でも海外からの旅行客が増えているそう。

藤木さん「どうやって知るんでしょうね??」

日本人の命の源である「米」や「おにぎり」に海外が注目しているのかもしれません。