熊本県は、TSMCの進出を受けて計画した周辺の道路整備について合志市で住民説明会を開きました。
昨夜開かれた説明会には、道路整備計画や今後のスケジュールなどを聞くため約120人の地域住民が参加しました。

この計画は、慢性的な渋滞が問題視されていた菊陽町のセミコンテクノパーク周辺に、新たにTSMCや半導体関連企業が進出することから、隣接する県道を多車線化し、中九州横断道路に繋がるアクセス道路を整備するものです。
昨夜は説明を聞いた参加者から、約40メートル幅の道路で分断される地区の防災や農道や生活道路が抜け道として使われる懸念など、アクセス道路に関する質問が多くあがりました。

説明会は、きょう(10月13日)も午後7時から合志市の同じ会場で開かれ、10月16日(月)には大津町でも開催される予定です。
熊本県は11月中に素案をまとめ、今年度中の都市計画決定を目指しています。