来年春の「センバツ甲子園」出場選考の重要参考資料となる「秋季九州地区高校野球大会」の出場をすでに決めている「熊本国府」と「九州学院」が10月9日(月)熊本大会決勝戦を行い、熊本国府が8季ぶり5回目の優勝を成し遂げました。

この決勝に残った2チームは「秋季九州地区高校野球大会」へ熊本県代表として出場します。

第153回九州地区高等学校野球熊本大会

10月7日(土)リブワーク藤崎台球場
●決勝戦
  熊本国府 000 010 130=5 ヒット8 エラー3
  九州学院 000 013 000=4 ヒット6 エラー1

前半はお互い一歩も譲らない0が並ぶ試合展開、先制点の1点を取ったのは5回表、熊本国府でした。しかし、その直後の5回裏、九州学院もすかさず1点を返し同点。さらに6回裏には、九州学院はツーアウト1塁・3塁のチャンスで6番・中山。エラーも重なり中山も一気にホームへ。一挙3得点で九州学院リード、しかし、今大会、後半の逆転劇を演じてきた熊本国府はこの決勝戦でもやりました。

熊本国府は8回、打席には9番ピッチャーの植田。打たれたピッチャーも拍手を送るホームランで1点差に詰め寄ると、3番・内田のタイムリースリーベースで同点、さらに犠牲フライで試合をひっくり返し、見事、4年ぶり3回目の優勝を成し遂げました。

決勝戦に進んだ「熊本国府」と「九州学院」は、「秋季九州地区高校野球大会」の熊本県代表として出場し、春のセンバツ甲子園を目指します。

秋の高校野球九州大会は10月28日、福岡県久留米市の久留米市野球場などで開幕する予定で、出場するのは九州8県でそれぞれ勝ち残った各2校ずつの計16校です。

期間:2023年10月28~11月3日(雨天順延)
抽選会:10月20日
会場:久留米市野球場・小郡市野球場