熊本県は新型コロナウイルスの感染拡大に備え現在流行している変異株に対応したワクチンの接種を9月下旬から始めます。

9月20日から熊本県内で接種が始まる新型コロナの新たなワクチンは、オミクロン株XBB(エックス・ビー・ビー)系統に対応しています。

熊本県によりますとこのワクチンは現在流行しているオミクロン株の派生型「EG・5(イージー・ファイブ)」にも一定の効果があるということです。

対象者は生後6か月以上で、接種回数が3回から7回目の人になります。

自己負担はありません。

蒲島知事「(接種のメリット・デメリットの)バランスをそれぞれに考えながら正しい知識を持ったうえでそれぞれの判断で接種を(お願いしたい)」

接種券は9月下旬までに対象者へ送付されるということです。

熊本県内の新型コロナの新規感染者数は、感染症の位置づけが5類に移行した5月以降は増加傾向でしたが、7月末以降は4週連続で減少しています。