TSMCの進出で多くの外国人が熊本に移住することを見越し、熊本大学は付属の小中学校で外国人の子どもを対象にした国際クラスの設置を検討していることがわかりました。

熊本大学などによりますと2026年4月の設置が検討される国際クラスは1つの学年に1つの学級という想定で、外国人の子どもを対象としながら日本人の子どもの受け入れも考えているということです。定員は未定としています。

日本の学習指導要領に基づく英語の授業を想定していて、中学校の国際クラスでは異文化理解として日本語での国語の授業が検討されているということです。

2025年秋には小学校で試験的に1学年あたり3人程度を受け入れる予定だとしています。

県内では他にも九州ルーテル学院が台湾から来る駐在員の子どもの教育を目的に小学部の開設を予定するなど準備が進んでいます。