8月4日(金)、復旧工事のため素屋根(すやね)の設置作業が進む、熊本城の宇土櫓(うとやぐら)が報道陣に公開されました。

素屋根の完成後もその様子を垣間見ることができるスポットがあるそうです。

記者「本格化した宇土櫓の素屋根の鉄骨工事が、報道陣に公開されました」

熊本地震で被災した宇土櫓のうち、五階櫓(ごかいやぐら)の解体保存工事は来年1月に始まります。

その工事に向けて熊本市などは今年6月から、五階櫓を囲む形で鉄骨などを組み素屋根を作る工事を始めました。

素屋根は高さ約46メートルで、復旧が終わる予定の2032年まで宇土櫓をすっぽりと覆うことになります。

ただ、素屋根の南側と東側は粗めの網で覆うため、天守閣側からは工事の様子を見ることができるということです。

熊本城総合事務所 岩佐康弘課長「少しずつ隠れていく宇土櫓の姿を温かく見守ってほしい。囲われたとしても中の作業は天守閣側から少しずつ見えるので、そういったところを見ていただきたい」

また、7月に始まった戌亥櫓(いぬいやぐら)の石垣の回収作業も公開されました。

番号が付けられた石垣の石のうち最も大きいものは、重さ約2トンに及ぶということで、クレーン車を使って慎重に作業が進められていました。

石垣は約2300個あり、回収作業は12月ごろまで続く予定です。