SNSが流行し多くの人がスマートフォンで写真を撮る現代。
そんな中、新たな写真のスタイルが人気を集めています。

観光客で賑わう週末の熊本城。多くの人がスマートフォンで記念撮影をしています。いまやスマホのカメラが写真や動画撮影の主流となっています。
そんな中、ちらほら見かけるのが…。

高校生「一眼レフカメラを使ってます」
昔からある、本格的な撮影用カメラ。愛用している人にその良さを聞いてみると…。
高校生「カメラで撮ると奥まで綺麗に、小さいところまで見れます」

20代の観光客「拡大したときはスマホの写真より綺麗」
60代の観光客「奥行き感があって細かいところまで綺麗」
スマホ全盛の今。意外にも、従来型のカメラがひそかなブームに。
プロみたいな写真が気軽に撮れる「セルフ写真館」
そんなカメラブームの中で注目を集めているのが…写真スタジオ!

「ハイチーズ!」
それも、プロのカメラマンではなくモデル自らシャッターをきる「セルフ写真館」です。
韓国発祥の新しいスタイル。ここ2~3年で、日本でも人気が高まっています。

C STUDIOスタッフ 藤井祐貴さん「その空間には誰もいない、お客様だけの空間なので、プリクラ感覚で撮っていただけるスタイル。より気軽に撮れるのが(一般的な写真館)との違い」
この日訪れていたのは、赤ちゃんを抱えた4人家族。

原田怜奈さん「2人目の子を妊娠している時にマタニティフォトで来たので、生まれてからまた家族写真を撮りに来ました」
スタジオの利用は2回目。4人家族になって初めての家族写真です。
さっそくスタジオへ向かい、撮影スタート。
シャッターは手元のリモコンで。モニターを見ながら好きなタイミングで写真が撮れるのが魅力の一つです。
まずは子ども2人の姿を撮影します。

「よしよしして!」(シャッター)
「れあちゃーん!」(シャッター)

怜奈さん「子どもたちを見ながら、ニコニコして撮れるのでそれがいい」
夫 寛也さん「気を遣わなくていい。子どもがはしゃいだりするから、やりやすかったです」
さて、写真の出来栄えは?

怜奈さん「いい写真がいっぱいあります。可愛いです。白黒だとちょっとかっこいい」
親子だけの空間で撮った写真。自然体で温かみのある仕上がりになりました。
