TSMCの進出で、熊本は世界から注目され始めているのかもしれません。

熊本県は半導体分野でオランダとの連携を図ります。

6月23日(金)、熊本県庁を訪れたのは、オランダの政府機関や半導体関連企業などでつくる「オランダ半導体イノベーション使節団」です。

TSMCが進出する熊本県との研究開発や企業誘致に向けた協力を目的として来日しました。

使節団からは熊本県内でも課題となっている「人材」についての質問が…

オランダ使節団員「熊本で適切な人材の確保をどのように支援していますか?なぜなら人材の確保は熊本で必要だと思うからです」

県産業支援課 辻井翔太 課長「熊本大学は今、毎年70人輩出しているところを200人輩出まで目指そうということで取り組んでいます」

熊本県は半導体分野の知識を学ぶ新学部や研究施設を設置する熊本大学を例に挙げ、人材育成に向けた取り組みを紹介しました。

使節団は実際にその熊本大学を訪問。半導体分野の研究について、耳を傾けていました。

オランダ経済・気候政策省ヴィルベルト・シャープ半導体イノベーション政策調整官「多くのビジネス機会や大学などとの共同研究、留学生の交流など、すでに大きな期待を寄せています」