今年4月、沖縄県の宮古島付近で起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故で、死亡した10人の葬送式が行われました。

岸田総理が熊本市の健軍駐屯地での式に参列するため熊本空港に降り立ちました。

今年4月の事故では、これまでに陸上自衛隊の坂本雄一前第8師団長含む6人が海底から引き上げられ、残る4人は見つかっていませんが生存の可能性が低いとして死亡と判断されています。

この10人の葬送式には岸田総理のほか蒲島知事も参列しました。

式で岸田総理は「職務の遂行に全身全霊を捧げていた隊員を失ったことは我が国にとって大きな痛手で無念でならない」と弔辞を述べました。

また、式が終わって蒲島知事は坂本前師団長について「顔の見える関係で頑張っていきましょうと約束をした後だったので、このような事故にあってとても残念だ」とコメントしました。