国の半導体戦略について経済産業省の担当者が5月17日(水)熊本市で講演し、半導体の供給源としての熊本の可能性を語りました。

この講演会には熊本県内の製造業者など約180人が出席しました。

経済産業省デバイス・半導体戦略室の荻野洋平室長が「世界の半導体市場は今後右肩上がりで成長し、2030年に約100兆円を見込んでいる」と説明。

国内生産の売り上げについても「2030年には2020年の3倍にあたる15兆円まで伸ばしたい」としました。

荻野 室長「産業用に必要な半導体がここ(熊本)から供給される。場合によっては世界に対する供給源になっていく可能性すらある」

一方、国内の半導体大手8企業だけでも、今後10年間でさらに4万人以上の人材が必要という認識を示しました。