豪雨で被災したJR肥薩線の復旧を巡り、熊本県は沿線の12市町村への費用負担のうち、5割を人吉市、3割を八代市とする枠組みを提案しました。

肥薩線の復旧費は、約235億円とみられていて、そのうちJR九州・国・県の負担分などを除いた沿線の12市町村の負担額を、熊本県は6億4000万円ほどと算出しています。


関係者によりますと4月12日、熊本県は6億4000万円のうち、人吉市が5割、八代市が3割を負担する枠組みを提案したということです。


また熊本県は、年間の維持費について、市町村の負担を約1億2000万円と試算していて、その負担割合についても人吉市5割、八代市3割の案を提案しているということです。