熊本県内で2023年1月から3月末までに起きた「刑法犯の認知件数」が2022年と比べて25%増加したことが分かりました。
新型コロナウイルスの対策緩和による人の流れの増加が要因の一つとみられています。
熊本県警によりますと 2023年1月から3月末までの刑法犯認知件数は1380件で、2022年の同じ時期に比べて281件と約25%増えています。
そのうち殺人や放火などの凶悪犯が13件と6件増加し、暴行や傷害などの粗暴犯や窃盗犯もそれぞれ増加しています。
■粗暴犯 191件 80件増加 72.1%増加
■窃盗犯 868件 108件増加 14.2%増加
こうした暴行や窃盗などが増えていることについて県警は、「コロナ対策が緩和され、人の流れが増えたことが一つの要因と考えられる」としました。
また、空き巣の件数も2022年の2倍以上になっていることから「大型連休に長期間家を空ける場合は、施錠などを徹底して欲しい」と注意を呼びかけています。
■空き巣 2023年 29件(2022年11件)
*4月26日更新の「熊本県内犯罪情勢」より