5月1日から新たな任期がはじまる熊本市議会。

政党や政策をもとに作られる会派に動きがありそうです。

定数48の熊本市議会は、現在5つの会派に分かれていて最大会派は「熊本自民」の16人、そして「自民熊本」の12人と続きます。

この2つの会派、所属は同じ自民党ですが、政策課題や会派の運営を巡る意見の不一致などを理由に2020年から会派を分かれて活動していました。

この勢力図が5月から入れ替わることになります。

4月に行われた市議選で「熊本自民」は現職1人が落選するも、新人を迎え入れることで議員数を確保しましたが、その後これまで会派にいた3人が「自民熊本」に移籍し、議員数は13に。

これにより「自民熊本」は現職3人が落選するも、移籍組の3人に加え新人を2人迎え入れ、議員数は14となり勢力図が逆転しました。

3人の移籍について「熊本自民」の澤田昌作団長は、新たな役員人事を巡り、意見が対立したとしています。