陸上自衛隊第8師団所属のヘリコプターが消息を経って一夜があけましたが、乗員の安否は依然分かっていません。

防衛省によりますと6日午後3時56分ごろ、沖縄県の宮古島の周辺を偵察のため飛行中だった陸上自衛隊のヘリコプターUH-60JAの機影がレーダーから消えました。

ヘリは益城町の高遊原（たかゆうばる）分屯地所属で、先月着任した第8師団の坂本雄一（さかもとゆういち）師団長をはじめ10人が乗っていたということです。

記者「朝を迎えました。ここ北熊本駐屯地では、いまだ師団長の行方が分からない不安の中で隊員たちは出勤しています」

第8師団の司令部がある北熊本駐屯地では固い表情で足早に出勤する隊員たちの姿がありました。

－－事故について
隊員「ダメと言われているので。すみません」
隊員「答える立場にないので」

乗員の安否は分かっておらず航空、海上自衛隊などが捜索を続けています。