TSMCの熊本県内進出で急がれる人材確保。県内の半導体関連企業で見学会が開かれました。

県が主催した見学会には、九州大学や九州工業大学などの理工系学部で学ぶ学生25人が参加しました。

半導体を製造するための様々な機器を作る平田機工では、半導体の役割などの説明をうけ、現場のエンジニアから直接話を聞きました。

平田機工 江藤嘉則 主任「搬送装置自体はEFEMソーターという言い方をするんですけれども、そのシステム設計に携わっています」

半導体産業の基礎を担い台湾やアメリカなどにも展開する平田機工。

台湾の子会社では、以前からTSMCなどに半導体製造に関わる機器を納入しています。

そんな海外事業について学生からは。

参加した学生「(台湾で)先鋭的な研究開発を行ったあと、本社にフィードバックされることはあるんですか」

江藤 主任「台湾側で開発した製品もあって日本側に技術を吸収して」

学生たちはこれからすべきことのヒントを見つけたようです。

参加した学生「他の分野も幅広く勉強をして、プラス海外でも通用するように語学の勉強をしなきゃなと思いました」