台湾の高雄(たかお)市長が熊本入りし、熊本市の大西一史(おおにし かずふみ)市長を表敬訪問しました。

熊本市役所にやってきたのは台湾・高雄市の陳其邁(ちん きまい)市長たち、約30人の訪問団です。


訪問団は熊本市との交流を深める目的で熊本入りしました。

大西市長は「TSMCの熊本進出に伴い、これまで以上に交流が増えるので連携を深めたい」と訪問団を歓迎しました。

これに対し、陳市長は「高雄の産業構造は熊本に似ていて今後、半導体の組み立てなどで熊本と協力したい」と述べました。


大西市長は、2023年1月 高雄を訪れていて、現地でTSMCの工場が建設される様子などを視察しています。


熊本でも、菊陽町にTSMCの工場が建設されていて、高雄市と熊本市が似たような状況にあることから、熊本市は今回の高雄市長たちの訪問が、情報交換ができる貴重な機会になると捉えています。