阿蘇中岳は火山活動が一時高まったとして心配されましたが、現在は落ち着いていることが確認されました。
5月2日、気象庁が行った現地調査によりますと、火山ガスの1日あたりの放出量が900トンと少ない状態であることがわかりました。
また、2日未明からやや大きくなった火山性微動の振幅も次第に小さくなり、火山活動のさらなる活発化は認められないということです。
「最新の情報を入手して、登山や観光をしていただければ」
(気象庁・阿蘇火山防災連絡事務所 井上 秀穂所長)
阿蘇中岳は、噴火警戒レベル1「活火山であることに留意」が継続しています。