元職員による暴言が問題となった乳児院で不適切な養育も行われていた可能性があるとして熊本市が立ち入り調査を始めました。
不適切な養育の可能性があるとされているのは、熊本市中央区にある熊本乳児院です。
熊本市は、「泣いている子どもの口に粘着テープを貼る行為」や「子どもを放り投げる行為」など、不適切な養育に関する外部からの情報に基づいて業務記録などを確認するためきょう乳児院への調査に着手したということです。

記者「熊本乳児院では、午後から熊本市による立ち入り調査がはじまり、調査は現在も続いています」
市はRKKの取材に対し「不適切な養育が行われているのであれば、しっかりと対応しなければいけない」とコメントし、熊本乳児院は「何も答えられない」としています。

熊本乳児院を巡っては先月12月、元職員による「顔面偏差値低いよね」「おデブだね」などの発言が心理的虐待と認定され、去年2022年3月、市から改善勧告を受けていたことが明らかになっています。
