江戸時代の戦の形態や武具を紹介する展示が、八代市立博物館未来の森ミュージアムで行われています。
会場には、江戸時代に八代城主だった松井家に伝わる武具など 25点が展示されています。

大量の矢を携帯するための土俵空穂(どひょううつぼ)と呼ばれる江戸時代後期の武具は、実用性と共に威厳を意識した作りになっています。

江戸時代の武家社会では、常に戦に備えた準備が整えられていたと言われています。松井家でも戦の際の編成を記した陣備図(じんぞなえず)と呼ばれるものを作っていて、外部から侵攻されることを想定し準備をしていたということです。

「武将の備え」は八代市立博物館未来の森ミュージアムで、1月29日まで開かれています。