すぐ逆さまに?

全国有数のミカンの生産地、熊本。

ミカンの販売を担当しているJA熊本果実連の國瀧慎太郎さんに、ミカンを長持ちさせるコツを聞きました。

JA熊本果実連 販売部 國瀧慎太郎さん「まず、箱を逆さまにすると腐りにくいです。底のミカンは運送中に重さがかかっているので、それが破損や腐りの原因になります。逆さまにして、底にあったミカンにかかる重さを分散すると腐りにくくなります」

右のミカンは重みで左側が少し潰れている

最初のアドバイスから驚きですが、実は逆さまにするメリットはもう1つあります。逆さにして底から開けることで、重みで傷んでいる可能性があるミカンをすぐに見つけ出すことができます。

國瀧さん「検品が終わったら、箱のフタが自然と開かないように、(重石として)物を置いてフタを閉じて保管してください」

これなら中身を全部ひっくり返して並べる手間なく、効率的に検品が完了します。また、ミカンは乾燥しすぎると味が落ちるため、検品後はフタを閉じるのも重要です。

あとは保管するだけですが、悩むのが「置き場所」です。

できれば、こたつからすぐ手の届く場所に置いておきたいところですが…保管に最適な場所はあるのでしょうか。