「予定外」の連続だった
堤伸輔さん「清張先生は、何かを知りたくて知りたくてしょうがない。予定を決めていても急に思いついて『堤くん、あれやめてこっち行こう』そういう予定変更がその場でどんどん起こる。だからこの時も、途中で何度も嫌になって、松本さんを置いて、日本に帰って来たくなりましたよ」

松本清張は1日3〜4時間程度しか寝なかったといいます。
海外旅行中も時差ぼけの中で1日中取材して回り、午前0時頃部屋に戻った後も、朝3時頃には目を覚まし、ルームサービスでコーヒーを頼み、前日の取材内容を日記に書くのが日課でした。









