熊本市タクシー協会は、12月に深夜の乗合タクシーを運行すると発表しました。
熊本県内のタクシー会社5社が12月5日から運行を始めるのは「城下まちナイトライン」です。

熊本市内では毎年の忘年会シーズンにタクシーが不足しています。街中の活性化も進めようと、実証実験をすることにしました。
この実証実験では、定員8人のジャンボタクシーを街中を起点に東西南北それぞれへ向けて4路線運行します。
記者「乗合バスはすべて通町筋のバス停から出発します。目印は黄色い看板です」

運行は12月の金曜と土曜の深夜0時半以降で、健軍方面に向かう東ルートは20分おきに9便。その他のルートは1時間おきに3便で、運賃は一律1500円です。
熊本市タクシー協会 小山剛司 会長「 相当お待たせしたり、タクシーが全くいなかったりという状況を解消しなければいけない。街中もにぎわうようにと考えた」
熊本市タクシー協会は去年(2024年)、東ルートだけで同様の実証実験をしていて「他のルートでも実施してほしい」との声や、利用状況などを踏まえて、今年の運行を決めたとしています。
去年は8日間で321人が利用したということです。









