マルルの行動は「大体わかる」
竹田伸一さん(64)です。6年ほど前から毎日、八代市から通っています。
竹田伸一さん「かわいらしさに癒される」
動画や写真を撮ってSNSにアップしています。


マルルの行動が手に取るようにわかる竹田さん。インタビューの途中も…。

記者「あ、動き出した!」
竹田さん「寝るかもしれないですよ。葉っぱとったから、上に行って、寝る」
記者「いつもそうなんですか?」
竹田さん「やっぱり上がりましたね。あそこで
寝ますね。葉っぱを抱いて寝ますよ。大体の行動はわかりますよ」
そんなマルルと一緒にいられるのはあと1か月ですが…。
竹田さん「本当に居なくならないと実感がない。今はまだいるから」

竹田さんは今日もマルルの昼寝を確認してから帰って行きました。
多くの人に愛され、笑顔にしてきたマルル。11年あまりの熊本での日々もあと1か月です。

熊本市動植物園 飼育展示班 溝端菜穂子主査「ホッキョクグマらしい、いろいろな行動を見せてくれる。絶滅危惧種ということで、マルルを通して生息地にどういった問題が発生しているのか、思いをはせてほしい」
動植物園では11月30日にお別れ会、誕生日の2日前の12月6日にはお誕生日会が予定されています。









