熊本と韓国・ソウルを結ぶアシアナ航空の定期便が10月26日から運休することになりました。

熊本空港と韓国の仁川空港を結ぶ「アシアナ航空」の定期便は、2016年の熊本地震の影響でいったん運休し、去年11月に再開していました。

現在は週3便を運行していますが、熊本県によりますと、9月22日にアシアナ航空から「国際線路線網の再編のため10月26日から運休する」と連絡がありました。

アシアナ航空は、搭乗率は9月が75%で、10月は満席の日もあるなど好調ですが、航空機そのものの数が足りず運休せざるを得なくなったということです。

アシアナ航空は去年12月、同じ韓国の大韓航空の子会社になっていて、今後、大韓航空とブランドを統合する予定です。

一方、韓国当局は、大韓航空とアシアナ航空に、一定の路線の維持を求めていて、これに伴う国内線と国際線の見直しの結果、アシアナ航空で機材不足が発生しているということです。

一方、大韓航空のソウル線は、10月26日から現在の週3便から週7便に増やすことが決まっています。

アシアナ航空はRKK熊本放送の取材に「運休になるが、今後はチャーター便の運航も検討したい」と話しています。