8月の記録的な大雨から1か月半になります。甚大な被害が出た八代市興善寺町では今も復旧作業が続いています。
記者「私の背丈をゆうに超え、丘のようになっているのは、すべて8月の大雨で発生した土砂です。これらを数百m離れた工業団地の建設予定地に運び込む作業が進んでいます」

一日も早い生活再建へ。今日(24日)、土砂を工業団地の建設予定地に運び込み、仮置きする作業が始まりました。
土砂はプール70個分
8月の大雨直後の八代市興善寺町です。土砂は家屋や車を飲み込み、甚大な被害をもたらしました。

住人「ドンドンドコドコンと。最初誰かドア叩いているのかなと。そしたら岩でした。もう住めない」
興善寺町を含む周辺の地域に流れてきた土砂は、約3万㎥、一般的な25mプールにして約70個分にのぼるとみられます。土砂の撤去は少しずつ進んでいますが、置き場が少ないのが現状です。

そのため、土砂は工業団地の建設予定地に運び込まれ、盛り土として活用されることになりました。
ただ、興善寺町は大雨から1か月半経っても復旧にはほど遠い状況です。