自宅アパートでマットレスに火をつけて部屋を半焼させたとして逮捕されていた男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。

不起訴処分となったのは、熊本県合志市に住む70代の男性です。

男性は8月25日午前1時40分ごろ、自身が暮らすアパートの一室でライターを使ってマットレスに火をつけて部屋を半焼させた疑いで、直後に逮捕されていました。

警察によりますと、男性は当時、ほかの住民に「火事だ」と伝えて回っていて、警察の調べに対し「自分が火をつけた」と容疑を認めていたということです。

熊本地検は9月12日付で男性を不起訴としましたが、その理由については「刑事訴訟法に基づき明らかにできない」としています。