8月の記録的な大雨で多くのバスが浸水被害にあった熊本県内の路線バス事業者が県に支援を求めました。

要望書を提出し、支援を求めたのは九州産交バスなど県内の路線バス事業者5社です。

産交バスでは八代営業所にあるバス30台が水に浸かり、7台が全損。23台に修理が必要で、現時点で判明しているだけでも約2億円の被害があるということです。

木村知事は「国にも要望しているが県としての支援策も検討していきたい」と述べました。

また、提出された要望書には、県と熊本市が渋滞対策として掲げている「公共交通を2倍にする」という目標を達成するため、運転手の確保などに関する予算拡充などが盛り込まれています。