12年ぶりに新しい市長が誕生しました。

きのう投開票された熊本県八代市長選挙は、新人の小野泰輔氏(51)が現職の中村博生氏(66)に1万4000票以上の大差をつけ初当選しました。
<開票結果>(得票率)
小野泰輔氏3万6641票(62.5%)当選
中村博生氏2万1973票(37.5%)
※投票総数:5万8614票
前副知事の小野氏は、今回の選挙戦で政党や団体の推薦を受けない「草の根運動」を展開しました。

初当選 無・新 小野泰輔氏「市民のみなさんが八代を変えて欲しいという思いが強かったんだと、子ども達が本当に目を輝かせて誇りに思えるような街にしていきたいと思うので、ぜひ今から今日からよろしくお願いします」
4期目を目指した現職の中村氏は、自民党・公明党の推薦を受けましたが支持を広げられませんでした。

落選 無・現 中村博生氏「残念ではありますが、思い残すことはありません。みなさんの支えの中でここまでこられたことを改めて感謝とお礼を申し上げます」

当選から一夜明け、街頭に立った小野氏は「記録的な大雨災害からの復旧・復興」へ真っ先に取り組むとし「被災者それぞれのニーズを把握して、状況に応じた支援を考えたい」と語りました。
小野泰輔氏「全然浮かれている気持ちはなく、数々の課題にすぐに取り組んでいかなければならない」