新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、アナフィラキシーショックに備えた研修会が熊本市で開かれました。


愛知県で11月5日、新型コロナのワクチン接種直後に体調が急変し、42歳の女性が死亡しましたが、新型コロナ用を含めワクチン接種には命に危険を及ぼすアレルギー症状「アナフィラキシーショック」のリスクがあり、その際には、薬剤の投与など迅速な対応が求められます。


今回の研修会には、新型コロナワクチンの集団接種会場で従事する看護師およそ30人が参加しました。


講師から薬剤の使用方法などの説明を受け、一連の流れを確認しました。


講師(救急救命士)池上 貴士さん
「看護師さんの中にも現場慣れしていない方も多くいらっしゃいます。こういう実戦経験を皆さんに語ることで、実際に(現場に)入ったときに生かせると思う」