熊本県天草市では、12月の初売りに向け、ハウスデコポンの収穫が始まりました。
天草市志柿町(あまくさまち しかきまち)にある小川 夏生さんのハウスでは、初出荷に向け直径9センチほどに育ったデコポンの収穫が行われています。

収穫しているのは、生育を早めるため 2月上旬から暖房をつけたハウスで育てた加温デコポン。JA本渡五和(ほんどいつわ)管内では、16戸の生産者が栽培しています。

生産者 小川夏生さん
「(今年は)量が少なかったんですけど、玉伸び(玉太り)が良く美味しいデコポンに仕上がっています」

収穫されたデコポンは、1週間ほど寝かせた後、11月28日から始まる選果作業で糖度やクエン酸の含有量などが1玉ずつチェックされます。

12月1日の初売りを皮切りに、主に年末年始の贈答用として販売される予定です。