寒い季節に食べたくなる鍋料理。お店でいただくちょっと豪華な「鍋」を取材しました。
■22種の具材が織りなすハーモニー 絶品寄せ鍋
リポーター
「地元のみなさんに大変愛されるお鍋を出すお店が、健軍(けんぐん)の飲み屋街にあるそうです」
創業70年の「うまか茶屋 志摩(しま)」(熊本市東区)
地元で長年愛されるこの店では「豪華」かつ「繊細」な絶品鍋が食べられます。

リポーター
「どんな鍋を出されるんですか?」
うまか茶屋 志摩 田上 洋一さん
「昔ながらの寄せ鍋です」

「志摩」の寄せ鍋は、店を受け継いだ2代目のご主人が始めたもので、40年にわたって変わらぬ人気を誇っています。
リポーター
「これはすごい!美しいですね、見た目が」

こちらが「志摩」自慢の寄せ鍋。肉・海鮮・野菜など具材は全部で22種類と超豪華!アンコウやタレ付きの焼きアナゴなど、珍しい具材が入っているのも特徴です。


ちなみに、ベストな状態で食べられるよう、出汁が出る順番にお店の方が具材を入れてくれます。

田上さん
「どちらかと言うと具材が味の決め手。寄せ鍋というのは具材全体のバランスで味を出す鍋。具材が自分を主張してはいけない。みんな仲良くの鍋」
それでは、食材のだしが溶け込んだおつゆから。
リポーター
「うまい!!飲み口はすごく軽やかなんですけど、厚みのある深みのある味わい」

田上さん
「意外とパンチがきいているんですよね」
続いては、珍しいタレ付きの焼きアナゴを。
リポーター
「おだしがすごくしみ込んでいる」

田上さん
「タレがつゆにしみだして、食べる時にちょうどよくなる。そういうことろを考えて作っています」
11月11日に志摩鍋を始めたそうですが、すでに大盛況!気になる方は予約をして、ご賞味あれ。
