記者「午前4時半です。阿蘇市の大観峰に来ています。間もなくこの上空を国際宇宙ステーションが通過するということで、RKKで一番大きなこの望遠レンズを使って撮影してみたいと思います」

RKKは7日朝、熊本県内3か所で国際宇宙ステーションの撮影を試みました。
阿蘇大観峰、天草市、さらに熊本市中央区でもカメラを据え準備万端、その時を待ちました。

そして、午前4時36分、撮影に成功したのは天草でした。佐伊津町の海岸線から長崎・雲仙方面に向けたカメラに画面左から右へ、明らかに星や航空機とは異なる光の点が移動していきます。

これが国際宇宙ステーションと見られます。
阿蘇と熊本市では雲に隠れ撮影することはできませんでした。
JAXAの公式サイトによりますと、日本を含む15の国が参加している実験施設国際宇宙ステーションはサッカー場くらいの大きさで、地上400キロの高さを地球1周わずか90分というスピードで移動しているということです。

7月7日と8日は絶好のチャンスです。
・7日朝は北西から南東方向に飛びました。
・7日夜は午後9時15分ごろに南西から北東方向に
・8日夜は午後8時26分に鹿児島の上空を南西から北東方向に
それぞれ6分ほどかけて通過する予定です。