「もっと苦しめと言われている」これまでの受刑者の心のうち

無期懲役の受刑者(80代)「お前は殺人を2回もやっているだから、もっと苦しめ、刑務所の中で苦しめということを俺は言われて生かされているんだと思っていますよ」

熊本刑務所は、殺人や強盗といった罪で長期刑を科された受刑者たちが収容されています。

入浴は週3日で1回15分、昼食は10分間ほどで、自由に体を動かせるのは毎日最低30分の運動時間だけです。刑務所での生活は厳しいものです。

無期懲役の受刑者(80代)「楽しみと言えば食事くらい。夏に冷やし中華が出たり、冬にカレーうどんが出たり」

そうした刑務所の在り方に変化が起きています。