「とにかくイライラ」9年経っても始まらない工事
小嶺さんが当初説明を受けていた計画案と、自宅再建後に分かった計画案。2つを見比べると、当初はなかった道路が地図上で増えていることが分かります。

せっかく再建した自宅も、東に6メートルほど移転しなければいけません。
そして地震発生から9年。未だにいつ工事が始まるのかも分からないと言います。

小嶺さんは、災害に負けない町を作ってほしいという気持ちはある一方で、年を重ねる中、先が見えない現実に直面しています。
小嶺さん「とにかくイライラします。いつまでも工事が始まらない。ずっと、ずーっとですよ。もうちょっと住民のことも考えて欲しい」