内密出産の費用負担を巡り2例目の相談です。
内密出産を望むものの出産費用が払えないと訴える女性が、東京都の賛育会(さんいくかい)病院ではなく、熊本市の慈恵病院での出産を希望しています。
慈恵病院によりますと、4月9日に内密出産の相談を寄せたのは首都圏に住む女性です。
内密出産を巡っては、3月、東京の賛育会(さんいくかい)病院が受け入れを始めましたが、費用は妊婦と話し合った上で、原則として徴収する方針です。
今回、相談してきた女性は出産費用が準備できないため、無料でも内密出産を受け入れている慈恵病院で産むことを望んでいるということです。
同じような相談は先週にもあり、賛育会が受け入れを始めてから今回が2例目です。
慈恵病院の蓮田健(はすだ たけし)院長は、相談してきた女性に危険性の高い合併症があるため、適切な医療支援を受けるためにも匿名を希望する理由や匿名を回避できる可能性について話し合いを進めているということです。









