熊本県益城町が整備を進めていた 交流や防災の拠点となる複合施設が完成し22日、落成式が開かれました。
新たに完成したのは益城町地域共生センター「カタル」で、4月1日に開館します。
この施設は、熊本地震で被災した公民館や地域ふれあい交流館など3つの施設を集約したもので、町の仮庁舎跡地に約16億円を投じて整備されました。
施設は平屋建てで多目的ホールや研修室、調理室などのほか、非常食などを保管する備蓄倉庫もあり、大規模災害時は避難所としても利用できます。
落成式で西村博則町長は「第二の我が家として利用してほしい」と呼びかけました。町によりますと、熊本地震で被災した町の公共施設の復旧はこれで全てが完了したということです。