プロ野球ドラフト会議でNPB入りを目指す選手をお伝えします。
2022年のドラフト会議は10月20日 木曜日(RKKテレビ 夕方4時50分から放送)。

これまで3人の県勢候補者をお伝えしてきましたが、今回はNPBを目指す新米パパを紹介します。


球速、MAX155キロ。抑えの投手として、チームを独立リーグ日本一に導いた火の国サラマンダーズの西島 篤(にしじま あつし)投手(九州文化学園高校→長崎国際大学→サラマンダーズ)。

去年のドラフト会議では、調査書は届くものの指名漏れ。


今年こそはと、オフシーズンに馬原監督の指導の下、ウェートトレーニングで体重を8キロ増やし、球速は3キロあげました。


火の国サラマンダーズ 西島篤 投手
「今までのオフシーズンの中では、一番やり込みました。満遍なくウェートトレーニングをやりました」


しかし、変わったのはフィジカルだけではありません。

西島 投手
「今年の8月30日に子どもが産まれました」


独立リーグ1年目に、高校時代から付き合っていた地元・長崎の同級生 京(みやこ)さんと結婚今年の8月には、長男・諒一(あきひと)くんが産まれました。


西島 投手
「やっぱり子どもが産まれることで守るものがまた一つ増えたので、さらに野球を頑張ろうという気持ちになりました」


西島 投手
「めちゃくちゃ可愛いです。(諒一くんは)ママが大好きなのでずっとママの顔を見てるんで」


家族3人で暮らしたい気持ちは高まるばかりです。


京(みやこ)さん
「俺をお風呂に入れてくれ~って」

西島 投手
「わかった。泳がせるわ お風呂で」


京 さん
「おむつも替えてくれ~って」
西島 投手
「わかった」


西島 投手
「試合で打たれた日とかは子どもの顔を見たら明日も頑張ろうという気持ちになりました」


高校生の時から誰よりも一番近くで応援してくれた京さん。


そして諒一くんの存在。その時を待つのは西島投手本人だけではありません。


妻・京さん
「主人にも話しているんですけれど、私は息はほとんどできないだろうなという緊張感で見守っていると思います」


西島 投手
「今年一年間自分のやれることは全部やってきたので楽しみに待っています。楽しみという気持ちの方が大きいです」


NPBを目指す新米パパは、運命の時を待ちます。