火事に繋がりやすい気象条件
きのう(9日)は南小国町で午後2時の風速が4.7メートル、最大瞬間風速は9.9メートルでした。

坂本くるみ気象予報士「1日の中でも午後2時ごろに特に風が強まっていました。強風注意報が出るほどではないが、私たちは風が強く吹いているなと感じるくらいの強さ」
きのう(9日)は他にも火事に繋がりやすい条件が揃っていました。
坂本気象予報士「きのうは朝から熊本県内全域に乾燥注意報が出ていました。南小国町の最小湿度は29%で、空気がカラカラに乾燥していた。火災が起きやすかったり、火が燃え広がりやすかったりする気象状況だったと言えます」

(スタジオ解説)山火事の原因は人間の不注意で起こるケースがほとんどで、「たき火」と野焼きなどの「火入れ」が8割を占めているということです。
消防は、「強風や乾燥している時にたき火をしないこと」などを求めていて、山火事に遭遇した時には、風下や山頂を避けて避難するよう呼びかけています。