一部の水道用の地下水などから目標値を超える有機フッ素化合物が検出されていた熊本県宇城市は、水道水を再調査した結果「目標値を下回った」発表しました。
1月29日、宇城市不知火町にある「東部第1水源」の地下水などから目標値の約2倍のPFOSとPFOAが検出されました。
これを受けて宇城市は「東部第1水源」から別の水源に切り替えましたが、水道管の中に目標値を超えた水が残っている可能性があるとして、約1600世帯の約3400人に水道の水を飲むのを控えるように呼びかけていました。
宇城市によりますと、きのう(1月31日)対象地域にある民家1軒で、水道の蛇口から水を採取して再検査した結果、目標値を下回っていたということで、宇城市は「安全性が確認された」としています。
また飲用や調理でも水道水が使用できるとして、給水車による飲み水の配布はあさって(2月3日)までで終了する予定です。
なお「東部第1水源」は、今後も使用しない方針です。









