武藤容治(むとう ようじ)経済産業大臣が熊本県菊陽町を訪れ、台湾の半導体製造の最大手TSMCの国内第1工場を視察しました。
きょう(1月23日)熊本入りした武藤大臣。2024年12月に量産が始まったばかりの菊陽町の工場に到着し、TSMCの幹部から稼働状況について説明を受けました。
その後、意見交換会が開かれましたが、TSMC側からは地元が注目する第3工場への言及はなく、武藤大臣はさらなる投資を要望しました。

また武藤大臣は工場を運営するJASMや熊本県の木村敬知事のほか、地元の企業関係者なども参加する車座集会にも出席。
JASM側は半導体製造に使う材料について、国内での調達率の目標を60パーセントにする方針を説明。一方で地元側からは、インフラ整備や中小企業の設備投資に支援を求める声が上がりました。

これについて武藤大臣は…。
武藤容治 経済産業大臣「皆さんが好循環をしながら潤ってもらえるように、安心安全で暮らせるまちづくりをしてもらえるようにしっかりサポートしたい」
近く着工される第2工場の建設などを踏まえ、地元では国の支援策に期待する声が高まっています。









