馴染みのないはずの「海藻」もキャラクターで親近感?

ルフィ像が設置されている熊本県庁のプロムナードには、取材中にもつぎつぎと外国人観光客が訪れていました。

アメリカから「なぜ熊本に来たかって?ルフィを見て阿蘇に行くのよ」
台湾から「ワンピースは知ってるわ マンガも持ってる」

脇政策審議監「地域の資源とワンピースのルフィ像たちをうまくコラボレーションさせて、『いいもの』を見ていただくかたちにつなげていければと思っています」

実際、宇土市のジンベエ像の近くにある県産の海藻加工品を扱う店には、海藻に馴染みのない欧米からの客も増えているそうです。

OKAGESAMA MOBA 竹添辛然さん「ジンベエの公式プロフィールで『好きな食べ物・もずく酢』になっている。海藻を知っていただくきっかけになっています」

麦わらの一味は、地震からの復興だけでなく、熊本の魅力発信にもひと役かっています。

インバウンドの増加で観光需要が高まる一方…現場では悩ましい問題を抱えています。