1月5日、仕事はじめを迎えたのは、工務店を営む「有江竜児(ありえ りゅうじ)」さんです。
ありえの家 有江竜児社長「今までにまいた種の芽が出始めてるなってっていうのは、今感じているところです。(今年は)形が残れば最高ですね」
有江さんが2025年の目標に挙げたのは、去年の夏から始めたユニークな取り組みです。
子ども大工が平屋を建設!?
子どもたち「(せーの!)トン!(金づちの音)」

ノコギリや金づちが入った腰袋を下げ、子どもたちが自分たちで家を作るという「大工体験」。足場が組まれ、クレーン車も登場!本格的な作業には職人の大人たちもお手伝いします。

有江社長「やっぱり建築業界の人材不足が進んでいるので、建築のことを知ってもらって、『将来建築に携わりたい』と思ってくれる子が増えればいいなと。(このような取り組みは)なかなかないでしょうね。やるなら とことんやってみようと始めました」

工務店で一人社長の有江さん。普段は新築やリフォームの相談を受け、様々な建築の職人たちと一緒に住宅や店舗を作るのが仕事です。
しかしこの日は4畳半ほどの平屋を子どもたちが中心となって建てます。4歳から小学6年までの子どもが8人。しかもお互い初対面です。
保護者「SNSで出てきて、上の子がもの作りが好きだったので、いろいろ挑戦させたいなと思って応募しました」
保護者「図工が苦手なので、これを機会に面白さに気づいてくれたらなと」
姉と一緒に参加したのは、ちょっとシャイなあきとくん(9)。将来「サッカー選手」になりたいそうです。
前田あきとくん「がんばります!」
