熊本県苓北町で、木に生らせたまま完熟させた「袋掛けミカン」の出荷が盛んに行われています。

袋掛けミカンは通常12月に収穫する温州ミカンに袋をかけて収穫を遅らせ、樹上で完熟させることで、糖度があがり濃い甘さのミカンが出来上がります。
そのため露地物の温州ミカンが糖度11度前後なのに対し、この袋掛けミカンは13度以上と、甘く果汁が多いのが特徴です。

JAれいほくの選果場では、生産者が持ち込んだ袋掛けミカンを職員が糖度計で測定した後、実際に口に含んで味を確かめていました。
JAれいほく営農課 岡野慎也係長「夏場の乾燥、猛暑と言う事で生産概況としては厳しい年回りとなっていますが、非常に高糖度のミカンが出来上がっております」
出荷は1月25日までで、約10トンの出荷を見込んでいます。









