熊本県と熊本市のトップによる会議が開かれ、熊本都市圏の主要な渋滞箇所について10年以内に3割以上の場所で改善することで合意しました。
知事と熊本市長による調整会議は、県と政令市の間で調整が必要なことについて定期的に開いているものです。
大西一史市長と今年(2024年)4月に就任した木村敬知事による2回目の調整会議では、交通渋滞問題について協議。その結果、熊本都市圏での226の主要な渋滞箇所のうち、約80か所を10年以内に改善することを決めました。
中でも第2空港線や国体道路などの東部エリアや、セミコンテクノパーク周辺の合わせて30か所の交差点は、3年以内に改良する方針です。

熊本県 木村敬知事「県民の目に見える不満が、目に見えて解消に向かうスタートラインに立てた」
一方、今後1年以内に民間企業を含めて時差出勤する人を現在の約4600人から1万人に増やすことなどにより、10年以内にすべての移動手段のうち公共交通機関を使って通勤する人の割合を、現在の5.3%から10.6%に倍増することでも合意しました。









