熊本空港の施設利用料が、来年(2025年)3月30日から値上げされます。

値上げされるのは国内線、国際線それぞれの「旅客取扱施設利用料(PSFC)」です。

熊本空港を運営する熊本国際空港によりますと、施設利用料は設備の管理・維持や旅客サービス充実に充てていて、去年の新ターミナルオープン後に整備を進めていた国際線コンコースの延伸工事などが完了したことから、料金を改定するということです。

新たな施設利用料は、以下の通りです。

【国内線】(出発・到着1人あたり)
大人(12歳以上)200円→320円
子ども(3歳~11歳)100円→160円

【国際線】(出発1人あたり)
大人(12歳以上)700円→1900円
子ども(2歳~11歳)350円→950円

※国内線で2歳以下、国際線で1歳以下で子ども用の航空券を利用する場合も、子ども料金を適用

来年3月30日以降に発券した航空券を使って搭乗する人が対象で、航空券代と一緒に徴収されます。

熊本国際空港は「安全な運航や利便性の向上に努めていく」とコメントしています。

【周辺の空港は】

福岡空港の施設利用料は、国内線が大人(12歳以上)が1人あたり110円、3~11歳が50円です。

国際線は大人(12歳以上)が980円、子ども(2~11歳)が490円ですが、熊本空港と同じ来年3月30日から、大人は2530円、子どもは1260円に値上げします。

一方、佐賀空港と鹿児島空港では施設使用料を徴収していません。